塾生さんの声

桧山料理塾に通われたことのある塾生の声をお届けします。
随時募集中ですので、桧山塾でのエピソード、影響されたこと、今も作り続けている料理、現在の食に関する活動などをお寄せください。
各地で料理講師としてご活躍の方のリンク先も紹介します。
こちらのフォームよりお送りください)
 

お料理のなぜ?をたくさん教えてくださった先生です。なぜその日に食べるのか、なぜ作るようになったのか、なぜその地域や国で食べるのか。日々変わるお料理にも、原点があると。それは時にレシピよりも大切だということ。福岡を離れて東京へ出た際、迷った時には駆け込み寺のように先生にお電話でお尋ねしていました。お料理教室を始めて長くなった今でも、これでいいのかわからなくなったら桧山先生ならなんておっしゃるだろう・・・と考えます。
原点を忘れず、思いやりを持って作ることを教えてくださった大切な料理塾です。

韓国料理研究家 結城奈佳(5年師事)

 

懐かしいお姿、感激でした。御年98才。
瞳をキラキラとして、お話して下さる先生チャーミングでした。私は俳句を13年やっております。
先生、母『療養中』を思い
 生きてこそ 足跡残し 鰯雲
私の中では最高傑作です(笑) 先生に宜しくお伝え下さい!

カオリン(7〜8年師事)

 

約30年前、20代の頃から教えていただきました。ただ料理するだけでなく、歴史や文化、気候風土等をふまえたアカデミックな内容に知的好奇心をくすぐられました。更に先生からの金言は今でも私の支えです。先生は料理の師匠であり心の師匠です。

髙木尚子(約30年師事)

 

私が桧山タミ料理塾の門を叩いたのは、タミ先生が83才の時。ドアを開けて目にしたのは、とても大きなすり鉢を抱えて、お餅の搗き方を張りのある声で指導されているお姿でした。教わった料理はどれも自然に則したもので、家族を笑顔にしてくれました。料理だけでなく、これまでの研究熱心さが伝わる実証に基づく理論と古き良き時代の生活の知恵がたくさん詰まったお話はとても興味深く、時間の経つのを忘れてしまいそうでした。今思えば、宝物のような教え。タミ先生に出会えたからこそ、今の自分があるように思います。

かおりのごはん塾 弓削香理(10年間師事)

 

最初の頃は出汁の取り方からお節まで幅広く教えてくださいました。その頃の先生は本当に厳しく緊張しておりました。再びお教室に通うようになってからは、先生87歳の頃で、「どんな時代になるかわからないし大きな災害が起こるかもしれない。枕元に靴を準備して、中華鍋とお玉を一つ持って行くといい」と教わりました。(それで調理もでき頭も守れる)経験談も交え、非常時に保存が効く料理、簡単にできる料理なども教わりました。特に閉塾間近には、「自分で考えてごらん、料理に決まりはないから」と、レシピはお教室の皆さんと考えながら料理していました。これは本当に鍛えられました。今は三人の子育てをして、朝も主人や子供たちのお弁当作り頑張っていますが、いまだに台所に立つと先生の声が聞こえてきます。

権藤理会(結婚する前と出産後、閉塾まで約9年間師事)

 

檜山塾との出会いは30才になったばかりの頃。食に興味も知識もあったけど、本質を全く理解してなかった私にとって、先生のお話は異次元。知らないことだらけ。物事を見つめる目を、初めて開かせてもらったような大切な場所。それは食だけにとどまらない、まさに人生塾でした。その大きさを、今改めて噛み締めています。

太田香(10年間師事)

 

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